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IMUGは「生きた情報」を得られる場所。 社内にどう還元していくか、考えるきっかけをくれる

1948年創業。「食卓に幸せを運ぶ」という志のもとに、小売店向けのパン製造・販売やフランチャイズ展開、卸販売などを行っているアンデルセンやタカキベーカリー。アンデルセンサービスはアンデルセンやタカキベーカリーを代表とするアンデルセングループ各社の人事や経理、システムのサポートや運用を行っています。

2005年からintra-martを導入。現在は年間約5万9000本の承認業務が動いており、社内システムの入り口となるグループポータルとして約3000名の社員がintra-martを利用。IMUGの価値について「生きた情報が得られる場所」と話すシステムサポート部・岡本剛生氏、安井優花氏にIMUGについて伺いました。

(左:安井優花氏、右:岡本剛生氏)

株式会社アンデルセンサービス
システムサポート部 次長
岡本 剛生 氏

1991年入社。2005年のintra-mart Base Module 4.3の導入時から導入・開発・運用業務に従事。現在、ローコード開発ツールを中心とした内製開発体制の整備と推進を行っている。好きなパンはベーコンエピ。
「IMUG(intra-mart User Group)2023 STAR」受賞。

株式会社アンデルセンサービス
システムサポート部
安井 優花 氏

2019年入社。2020年頃からintra-martの運用・管理業務に従事。現在、ローコード開発ツールを中心とした内製開発を担当。好きなパンはダークチェリー(アンデルセン、リトルマーメイド)と石窯ライ麦ブレッド(タカキベーカリー)。

参加の目的は「新たな使い方を知ること」「自分たちの声を届けること」

—— IMUGへの参加経歴を教えて下さい。

岡本:2021年ごろ、担当者の方にコミュニティの入会案内をいただき、その日に参加を決めました。他社がどのようにintra-martを使っているか知りたいという思いと、我々ユーザーの声がイントラマート社に直接届くかもしれない、という期待がありました。

「踏み込んだお話ができる、現地参加でしか得られない情報」の価値

—— IMUGの活動に参加してみて、いかがですか?

岡本: IMUGの活動はオンライン開催と現地開催の両方がありますが、特に現地開催のイベントでの情報共有に価値を感じます。オンラインイベントにも交流の場はありますが、現地イベントでは参加されている方と1対1でお話できるので、オンラインではなかなかお聞きできない踏み込んだお話もできて非常にありがたいです。

安井:私は、初めて参加した2023年7月のOpen intra-mart MeetUp@広島が印象に残っています。他社の活用事例を紹介してもらったとき、自社で使っている画面とは全く違っていて、「これ、intra-martなの?」と驚きました。企業によって、こんなにも使い方が違うのかと感心しました。

イベント登壇の依頼について

—— 岡本さんと安井さんには、イベントへのゲスト登壇のお願いもさせていただきました。登壇されたときは、どんなお気持ちでしたか?

岡本:緊張しました(笑)。発表したときのことはあまり覚えていないのですが、その登壇をきっかけに他社との繋がりができました。それまではユーザー同士が活発に交流していいのか躊躇していましたが、イントラマートの方に「自由に交流してください」と後押ししていただき、心置きなく交流できるようになりました。

安井:私も、別のイベントで登壇させていただきました。依頼をいただいたときは正直、私のような若手が「皆さんの役に立つ内容を話せるのか、登壇してもいいのか」と戸惑いもありましたが、同じ若手の方に「intra-martでこんな実践をしている人もいるんだ」と思ってもらえるかもしれない、私だから話せることがあるのかもしれないと考え、登壇を決めました。

—— ちなみに、IMUGのイベント参加や登壇に関して、社内で承認を得るハードルなどを感じたことはありますか?

岡本:コミュニティの参加に関して、上司も活動に理解を示してくれているので、社内調整で苦労したことはありません。オンラインなら予定が空いていれば参加できますし、リアルイベントは業務調整をして参加しています。

安井: 私は以前、ローコード開発の現地開催イベントに1人で参加しましたが、上司に「行きたいです」と伝えたら、ためらうことなく参加を承諾してくれました(笑)

岡本:実際に行かないと分からないことってありますよね。情報が届きにくい環境では、自分から情報を入手する必要があります。業務としてコミュニティに参加するなら「持ち帰れるもの」が少しでもあれば良しとしています。

IMUGで得られた「生きた情報」と「チャレンジへの意欲」

—— 2021年のIMUG参加から3年ほど経過しましたが、IMUGはどんなことに役立っていますか?

岡本: IMUGでは他社との情報交換を通じて「生きた情報」を得ることができます。得た情報を社内にどう還元するかが大切で、情報がなければ考える材料にもならないし、検討も進みません。その意味で、IMUGは非常にありがたい存在です

安井:私はローコード開発のイベントに参加したことで、実際に自分で開発を行うきっかけを得ました。まったく知識がない状態だったので、イベント当日は「使いこなせるのかな?」という不安がありましたが、その時に他社の方から「やらなきゃいけない立場になればできるよ」という言葉をいただきました。

安井:その言葉で「私も画面を構築できるようになりたい」という強い気持ちが生まれました。先延ばしにすることもできましたが、覚悟を持って「やらなきゃ」という気持ちになったのは、IMUGのおかげです。

IMUGに期待すること

—— これからIMUGに期待すること、IMUGでやってみたいことはありますか?

岡本:intra-martを当社と同じような構成で利用している企業に、もっと参加してほしいです。そうした企業が増えれば「こうしてほしい!」という要望も説得力を持って伝えることができます。イントラマートの製品・サービスもユーザーと双方向で開発するなど、利用者の声を吸い上げる1つの窓口になってほしいですね。それが質の高いコミュニティ活動に繋がっていくと思います。

安井:これまでコミュニティへの参加で多くの方と接する機会がありましたが、まだその先に繋げることができていません。より深い交流を上司に頼らず、自分で実現していけたらよいなと思っています。「もっとこの会社の話を聞きたい!」という提案を自分からできるようになりたいです。

—— 岡本さん、安井さん、本日はありがとうございました!

(IMUG事務局編集部)

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