ところで自社製品をどう使っている? 本邦初公開!当社ではこう使ってます!
intra-mart User Group「IMUG」(あいまぐ)は、通常の3つの分科会(製品サービス分科会・業務プロセス改革分科会・ビジネスイノベーション分科会)とは趣の異なるイベント「Open intra-mart」を2022年10月14日(金)に開催しました。記念すべき第一回目のテーマは「ところでintra-martは自社ではどう使っているの?初公開!当社ではこう使っています」と題して、NTTデータ イントラマートが社内利用に自社製品をどのように活用しているかを紹介しました。その内容をレポートします。
第一回Open intra-martを開催
IMUGでは、年間を通じて定期的に開催する分科会において、intra-martをご利用の企業がユーザーという同じ立場で交流し合うことで、それぞれが抱える課題に対する解決策やヒントを見出していくコミュニティを形成しています。
一方で製品やサービスを提供する弊社にとっても、そのコミュニティを通じて非常に多く気付きや発見があり、時に製品やサービスに対してユーザーの方々から直接寄せられる忌憚ない意見は何物にも代えがたい財産だと、かえすがえす感じさせられる場面が少なくありません。そうしたユーザーの方々との交流のなかで、これもまた多くの声として寄せられたのが、このようなものでした。
「NTTデータ イントラマートは当然のことながら、自社でintra-martを利用しているんですよね?実際、どんなふうに活用しているのかぜひ教えてほしいです」
ぽろり、と何かが落ちる音が聞こえました。目から鱗(うろこ)、です。ということで、今回の第一回「Open intra-mart」では、こうしたご要望に応えるべく、NTTデータ イントラマートがどのように自社製品を社内で利活用しているかについて紹介しています。
ところでNTTデータ イントラマートはでどう使っている?
まずはNTTデータ イントラマートが社内でintra-martを活用して利用しているシステムの概要について紹介しました。
・社内システム(スケジュールやインフォメーション、ファイルライブラリなど)
・営業支援システム
・勤怠管理システム
・決裁システム
・販売管理システム
・保守契約管理システム
・icotto(パートナー様およびユーザー様とのコミュニティサイト)
社内システムは登録ユーザー数が約700名で、同時接続数が500-800という非常に多くのユーザーが利用している最も一般的なシステムです。この同時接続数には参加者からも「すごい数!」というコメントが寄せられるほどでした。その理由の一つが、社員の間で様々な報告や連絡、相談に利用するコミュニティシステム(IMBox)が挙げられます。
このコミュニティシステム上では、製品やプロジェクトに関してはもちろん、ありとあらゆるテーマで全社員が持ち場の業務を円滑に遂行できるよう日々コミュニケーションが図られています。最近でこそ、多くのビジネスチャットのツールがあり、利用する企業も増えていますが、NTTデータ イントラマートでは10年前から同様のコンセプトでintra-martの標準機能「IMBox」を活用してコミュニティシステムを運用し、総メッセージ数は実に8億8千以上に達しています。
もう一つ、社内システムで特徴的な利用方法としてスケジュールとオンラインミーティングのツール(Zoom)との自動連携です。intra-mart Accel Collaboration(intra-martのグループウェアのアプリケーション)のスケジュールに「Zoomを利用する」のチェックボックスがあり、そこに✔を入れるとLogicDesignerで設定したトリガーが起動し、Zoom側でミーティングが自動でセットされる優れものです。いちいちZoomの管理画面からミーティングをセットする必要がなく、ミーティングIDや参加URLがスケジュールに情報として連携されるため、大幅に作業の工数を減らすことができます。
外部サービスとの連携では、弊社が提供するクラウドサービス(Accel-Mart Plus)の申し込みにおける電子契約(クラウドサイン)との連携も紹介しました。お客様の立場からすると、特にクラウドサービスの利用に際しては、「すぐに利用できるよう申し込みから契約まで完了したい」という気持ちが働きます。その心情と期待に応えるため、物理的な書類やメール等でのやり取りではなく、電子契約を希望するお客様に対しては申し込みの一連のプロセスにおける契約段階で外部の電子契約が利用頂けるようになっています。
参加者から寄せられた多くのコメントと質問
まだまだ書ききれないほど多くのシステムについて紹介しましたので、ご興味がある方はIMUGへご加入頂き、会員様専用サイトのアーカイブをご覧ください。最後に今回参加頂いたユーザーの方々からのコメントや質問の一部を紹介します。
〈参加者からのコメントや質問(一部)〉
・Zoom連携のモジュールが欲しい!
・脆弱性の確認はどのようにやってますでしょうか?
・IM-FormaDesignerのPDFビューワーは製品化しないのでしょうか?
・安否確認や座席表もintra-martの機能で独自に作っているのでしょうか?
・iAPの頻繁なアップデートで障害が発生していない理由はありますか?
・AWSなどパブリッククラウド利用で登録できる情報の制限はないですか?
・IT統制のため環境を2つに分けてますが、管理面でどう差を設けてますか?
・アプリが多いですが新しいブラウザ対応はどうしていますか?
イベントではコメントや質問に対して、その場で直接回答しています。
IMUGでは今後も参加いただくユーザーの方々から寄せられたテーマを取り上げて「Open intra-mart」を開催します。お気軽にご参加ください。
(IMUG事務局編集部)
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