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IMUG 2023 製品サービス分科会ハンズオン研修@名古屋・大阪 手を動かしながら学ぶintra-martの基礎

NTTデータ イントラマートのユーザー会「IMUG」は8月3日に名古屋、同4日に大阪で製品サービス分科会のハンズオンセミナーを開催しました。IMUGは今年度、アフターコロナの環境を生かしたオンサイトでのイベントを積極的に企画しています。製品サービス分科会の活動も、intra-martに普段から触れている開発者の方に、そのポテンシャルを体験していただくとともに、ユーザー会らしくIMUG会員間のつながりを強めてもらうことを目指しています。今回のハンズオンセミナーはまさに象徴的な企画です。同じ地域でビジネスに取り組むユーザー同士、オンサイトならではのコミュニケーションが盛り上がった両日の模様をレポートします。

今年度の分科会のテーマはintra-martの可能性を「体験」してもらうこと

プログラムは名古屋、大阪両会場共通で、まずは「IM-LogicDesigner」の基本的な操作方法や「IM-FormaDesigner」との連携、IM-LogicDesignerで標準機能とユーザーが独自に定義するタスクを組み合わせてビジネスロジックを作成し「IM-BIS」と連携する方法などをハンズオンで学習。学習内容を活用した演習問題にも取り組みました。また、インタラクティブなデモを交えながら「IM-BloomMaker」や「Accel Studio」の概要についても改めておさらいしました。

セミナーに先立って、IMUG事務局の阿部智志が挨拶し、今回のハンズオンセミナーの趣旨について「製品サービス分科会は今年度、開発者の皆さんにintra-martでできることの可能性を体験していただくことを基本的な方針としています。ハンズオンセミナーもそうした方針の下に立ち上がった企画で、弊社のメンバーから製品活用のノウハウやテクニックを存分にお伝えするので、今日はそれをぜひ持ち帰っていただければ」と説明しました。

IMUG事務局 阿部智志

また、今年度の製品サービス分科会活動では、NTTデータ イントラマートの製品についてより広く、深く知っていただくだけでなく、お客様同士のつながりを創出することも重視しています。プログラム終了後の懇親会や、所属企業が異なる参加者同士の自己紹介で交流の機会をセッティングしました。自己紹介の時間では、自身が所属する企業のビジネスの概要や勤務地、今回の参加理由やセミナーへの期待などをテーマに、各テーブルでの会話は事務局の想定を超えて大変盛り上がり、オンサイトイベントに対する参加者の皆さんからの期待の大きさを改めて感じました。

隣の参加者と名刺交換。自己紹介を交えて雑談しながら交流を深めていただきました

IM-LogicDesignerを中心に座学と演習に取り組む

IM-LogicDesignerを中心としたハンズオンの講師はエンタープライズソリューション本部の技術研修を担当している加藤南が務めました。IM-LogicDesignerは標準で多様なタスクを提供し、Webブラウザ上でフローチャートのようにタスクを配置してビジネスロジックを簡単に作成できるアプリケーションです。今回はまず、基本的なビジネスロジックの作成方法をおさらいした上で、このロジックで取得した情報を、IM-FormaDesignerで作成した画面に表示してみるところまで学習しました。
※IM-FormaDesignerはドラッグ&ドロップでアイテムを配置して簡単に画面を作成することができる開発ツール

株式会社NTTデータ イントラマート 加藤南

また、必要な処理に適したタスクがIM-LogicDesignerの標準タスクの中にない場合は、ユーザーが独自に処理を定義したタスク(ユーザ定義)を組み込んでロジックのフローをつくることも可能です。ユーザ定義の具体的な手法としては、CSVファイルを効率的に読み込み・処理することが可能なCSV Fetch定義や、SQLを利用してタスクの処理内容を定義するSQL定義などがあります。ハンズオンの二つめのテーマは、このユーザ定義を使ったロジックの作成です。さらに、作成したロジックをIM-BIS(IM-FormaDesigner、IM-Workflowの拡張パッケージ)と連携させる方法も学習しました。

ハンズオンの締めくくりでは、この日学習した内容の演習問題にチャレンジ。参加者の皆さんが真剣に取り組む姿が印象的でした。NTTデータ イントラマートの社員や事務局スタッフも適宜サポートし、つまずいたら気軽に質問できる雰囲気をつくることを心掛けました。

IMUG事務局スタッフもサポートしながら参加者の皆さんに手を動かしていただきました

演習の終了後は、開発本部の山崎玲奈が自由度の高い画面作成が可能なローコード開発ツール「IM-BloomMaker」やintra-martの統合的なアプリケーション開発・管理ツール「Accel Studio」の機能についてデモを交えながら紹介しました。ローコード愛、特にIM-BloomMaker愛を公言し、「IM-LogicDesignerやIM-FormaDesignerだけでなく、intra-martにはさまざまなローコード開発ツールがあることをぜひ知ってほしい」という山崎ですが、プレゼン資料もIM-BloomMakerで作成し、ポテンシャルの一端を示しました。

株式会社NTTデータ イントラマート 山﨑玲奈

多くの参加者がオンサイトイベントならではの意義を感じている

全プログラム終了後は、オンサイトイベントの醍醐味でもある懇親会を開催。冒頭の自己紹介以降、打ち解けた参加者の皆さんの活発なコミュニケーションが目立った印象です。懇親会場で今回のハンズオンの感想を聞いてみたので、いくつかご紹介します。

「とてもいいイベントでした。これまでは社内の事情もあって半分独学でintra-martを触っていたので、しっかり自分でも手を動かしながら学ぶ機会があるのはありがたいです。IM-BloomMakerなど、触ったことのないツールについて紹介してもらえたのも学びになりました」

「普段使っていないツールについても基本的な使い方を知ることができてよかったです。各機能のより高度な使い方の学習や、具体的なユースケースを基にスキルを身につけられるようなプログラムがあるとさらにうれしいですね」

「ほかのユーザー企業さんと横のつながりを持って情報交換ができるといいなと思っていましたが、思った以上にフランクにコミュニケーションが取れる雰囲気で助かりました。ユーザーコミュニティにもっと積極的に参加して、さまざまな学びを得たいと改めて感じたイベントでした」

ありがたいコメントが多く、オンサイトでのイベントは今後も積極的に企画していきますので、ぜひお気軽にご参加ください!


懇親会で活発な対面コミュニケーションを取っていただきました
オンサイトイベントの意義を事務局も改めて実感しました!

(IMUG事務局編集部)

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・イントラマートユーザー会(IMUG)個別説明会
https://icotto.intra-mart.jp/imart/event/regist/8gcz9h9yfwcdzdx

--(関連情報)
・IMUG
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