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IMUG事務局インタビュー「参加するユーザーの方々の強い意欲を感じる」

NTTデータ イントラマートのユーザー会「IMUG」(intra-mart User Group)は、2021年の設立以来、着実に加入する企業を増やし、おかげさまで120社(2023年1月時点)を超えるまでになりました。IMUG事務局では、ユーザー同士の交流を通じてお互いの知見やノウハウを共有しあう「DXを学び合うコミュニティ」を目指し、分科会や各種イベントの企画・運営に奔走しています。今回は、IMUG事務局からメンバーの一人、三村真由さんのインタビューをお届けします。

2022年4月からIMUG事務局のメンバーとして運営に携わる三村真由さん

—— IMUG事務局での役割を教えてください

三村:IMUG事務局の運営におけるサポート全般をメインに務めています。IMUGでは分科会をはじめ、ユーザーの方々が交流するイベントを毎月実施しており、そのプログラムに関するディスカッションを通じて決定したイベントの会場手配や運営といった実務に携わっています。なかでも、実際に参加する企業に訪問し、様々な意見に耳を傾けてIMUGの運営やイベントの企画に生かす役割は非常に重要だと感じています。

—— いつからIMUG事務局のメンバーとして携わっていますか?

三村:2022年4月からです。IMUG事務局には様々な部署から横断的にメンバーが参加しています。特に私が所属する経営戦略室 顧客価値創造グループは、その名の通り、当社の製品・サービスをご利用の“お客様にとっての価値を最大化する”役割を担っており、IMUG事務局に参加するメンバーが最も多い部署です。
以前、私は直販営業の部署に所属しており、メーカーとしてお客様とダイレクトに接点を持つことの意義について身をもって感じてきました。その経験からも、ユーザー会には興味を持っていましたね。お客様の課題や考えていることをもっと深く広く知りたい、と。

—— 実際の活動を通じ、IMUGの価値や存在意義について改めて感じたことは?

三村:当社は基本的にパートナービジネスで成長してきた会社です。一方、私は直販営業をメインに経験してきたため、メーカーである当社と直接接点を持つユーザーは思った以上に少ない、ということを今の部署に移って再認識しました。逆の立場で考えると、IMUGはあらゆるユーザーの方々がメーカーと直接的なコミュニケーションを図ることができる開かれた場として、大きな意義があると感じています。
 信頼性の高い情報を収集できるIMUGは、ユーザーの方々にとってメーカーの「顔が見える」ようになる場だとも思います。実際に、お客様から「IMUGに参加することで、従来に比べてintra-martを安心して使うことができるようになった」というご意見をいただいたときは、とても嬉しかったです。

—— 分科会などに対するユーザーの方々の評価はいかがですか?

三村:三つの分科会それぞれに異なる価値を感じていただいていると思います。製品・サービス分科会ではメーカーである当社からの情報はもちろん、実際にintra-martを使っている他のユーザーの声を直接聞くことができる点を高く評価していただいています。同じユーザーの立場からの説明は、他のユーザーの方々にとっても分かりやすく、説得力があり、非常に参考になるということだと思います。
 業務プロセス改革分科会では、より俯瞰した視点からの業務改革や社内文化の醸成といった例を共有いただく機会が多くあります。自社以外のユーザーによるDX実現に向けた取り組みや、その中でのintra-martの活用方法など様々な発見や課題の解決策の共有などにつながっているようです。多くのユーザーの方々から、intra-martを「もっと使いこなしたい」「DXやビジネスに役立てたい」という強い意欲を感じる会でもあります。

—— ビジネスイノベーション分科会は人気も高いようですね

三村:ビジネスイノベーション分科会は一般的なユーザー会にはないユニークな取り組みとして、お客様の切実なニーズに応えているという手応えがあります。新規事業の担当に就いたけれども、新しいビジネスを生むメソッドや必要な考え方などの研修を一切受けたことがなく、苦労しているという声がIMUGに参加する方々からも多く寄せられています。
そうした中で、特定の領域で高い見識を持つ様々な顔ぶれの外部講師を招聘し、新規事業を立ち上げる上で求められる手法や知識のアウトラインを学ぶコンテンツを数多く提供してきました。製品・サービスとは直接関連しないテーマですが、だからこそ参加対象の間口が広いという側面もあります。intra-martに普段触れていない方でも参加して頂きやすいですし、個人的には一番人気の高い分科会だと感じています。

—— 印象に残っている分科会の企画を一つ挙げていただくとすると?

三村:シナリオ・プランニングの考え方を学んだビジネスイノベーション分科会は好評でした。4象限を用いて未来の可能性を考え、それぞれのシナリオを組み立てることで不確実な時代の環境変化への対応力を高めるという内容です。ユーザーの方々に加え、IMUG事務局のメンバーもワークショップに参加し、私個人としてもすごく楽しく、学びが多かったです。実際に参加したユーザーの方々から、「これからどんな人材育成のプログラムが必要なのかを考えるための基礎的な知識を得ることができた」という感想を聞くことができたのは非常に嬉しかったですね。

MUG FY2022 第一回「ビジネスイノベーション分科会」開催レポート

—— 今後はどのようなイベントや企画を予定していますか?

三村:IMUGとして初となるオフライン会を2022年12月に大阪と名古屋で開催しました。コロナ禍で長らくオンラインによるイベントの開催が多かったこともあり、多くのユーザーの方々から「同じユーザー同士、オフラインでコミュニケーションを図りたい」という要望に応えたものです。大阪と名古屋の開催を通じて、オンライン開催では実現し難いフランクなコミュニケーションが図れることの価値を再認識しました。一度、オフラインで対面して交流すると、その後のオンラインでの交流が一段とスムーズになると思います。
私自身もIMUGに参加する企業に訪問し、IMUGの活動に関して直接フィードバックいただく機会を増やしています。そうしたなかで、「電子契約について知りたい」「intra-martの外部連携について知りたい」など、具体的なテーマに関する要望も伺っています。ユーザー共通の課題となるような声には特に丁寧に向き合いながら、今まで以上に期待に応えられる企画を実行したいと考えています。

—— IMUGに参加しているユーザーの方々にメッセージをお願いします

三村:IMUGはユーザーの方々が主役の場です。分科会やイベントは皆さまの声を適宜反映させながら、より良いものにしていきたいと思いますので、ちょっとしたことでも、ご意見やアイデアをどんどんぶつけていただけると嬉しいです。
今後は、すでに多くのユーザーの方々から寄せられているご意見として、Webサイト上でのユーザー同士のコミュニケーション活性化について検討を進めていく予定です。
お忙しい中で分科会をはじめとするイベントに参加頂く皆さまにとって、「DXを学び合うコミュニティ」として有意義な交流の場を用意できるよう鋭意サポートを務めてまいります。引き続き、よろしくお願いいたします。

—— まだIMUGに加入していないユーザーの方々にもお願いします

三村:IMUGはお客様のDX実現に向けた取り組み、ひいてはビジネスの成長のお役に立てることを目指して活動しています。もし、ご興味がありましたら、詳細をご案内する個別説明会を用意していますので、お気軽にお声がけください。

(IMUG事務局編集部)

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